Works
天ぷら・天丼の重天 様
昭和48年の開業から使ってきた看板を、木の風合いを生かしてリニューアル。

- 業種
- 飲食店
- 地域
- 埼玉県
- 制作内容
- 看板
- 担当範囲
- ディレクション、企画・構成、デザイン
ご依頼の背景
重天様は、昭和48年に浦和で開業された、天ぷら・天丼のお店です。開業のときに作った看板を、ずっと大切に使ってこられました。
しかし、長年の雨風で傷みが進み、最近続いた台風で、ついに店名の文字がはがれてしまいました。それが今回のご依頼のきっかけです。
制作における課題
重天様は、木の質感がある看板をとても気に入っておられました。ただ、一枚板は高価で手に入りにくく、重さもあるため、候補から外しました。
一度は、アルミを使った今風の看板も考えましたが、最終的には、横長の木の板を貼り合わせて、高さを出す方法を選びました。職人さんによる手作りです。木の質感を残しながら、予算と重さを現実的な範囲に収めることができました。


長年の雨水で、中まで傷んでいた元の看板を取り外し
元の看板は、ベニヤ板の間に木片をはさんで貼り合わせた作りでした。長年のあいだに雨水がしみこみ、中が腐っていました。外から見ただけでは分からない傷み方で、取り外しも大変な作業になりました。今回、新しくすると決めていただいて、本当によかったと思います。


看板を支える鉄の枠は残し、錆止めを塗って土台に
看板をはめる鉄の枠は、そのまま使います。新しい看板は、この枠に合わせて作りました。枠には錆が出ていたため、錆止めを塗っています。これからも長く看板を支えてもらえるよう、ていねいに仕上げました。


職人の手で看板をはめこみ、左右に文字を入れて完成
職人さんが作った看板を、鉄の枠にはめこみます。図面どおりぴったりの大きさだと、枠にはまりません。そのため、ほんの少しだけ小さく作るそうです。職人ならではの勘が生きる仕事です。
最後に、看板の左右の白い面に、文字の形に切ったシールで「天ぷら・天丼」「昭和四十八年 創業」と入れました。少しの風でもずれてしまうため、気をつかう作業です。


デザインのポイント
看板の枠は、横幅180cm、縦幅90cmです。この大きさで、木の看板として作ることを前提にデザインしました。
店名の「重天」は、書家の先生による筆文字です。お店の顔として親しまれてきたこの文字を大切にし、新しい看板でも生かしています。明るい木目の上に、黒い筆文字がよく映えます。


Project Team
企画・構成:ブルーリーフデザイン
ディレクション:ブルーリーフデザイン
デザイン:ブルーリーフデザイン
施工:有限会社 フジ巧芸
クライアント様の声

Q.ご依頼のきっかけを教えてください。
看板が台風で壊されてしまい、急いで修理をしなければいけないと考えていました。
Q.完成したものを見て、どう感じましたか?
大変満足しております。従業員も前と比べて清潔感が出たとか、隣にお住まいの方からは違うお店みたいだとびっくりされました。

