【レビュー】ワイルドスワンズ(WILDSWANS)名刺入れ ジェネラル イングリッシュブライドルレザー、実際に使ってみた感想と評判

革製品

 

ワイルドスワンズの名刺入れ ジェネラル イングリッシュブライドルレザーの素材とサイズ

メーカー:WILDSWANS(ワイルドスワンズ)

サイズ:H68 x W110 x D25 mm

収納部:マチ付きカード室1室、カード室2室

外装素材:アメリカ牛革(イングリッシュブライドル)

内装素材:アメリカ牛革(イングリッシュブライドル)

引用元:https://www.wildswans.jp/fs/wildswans/name-card-holder/412

実際に使ってみた感想と評判

見てください。この一風変わった側面を!これ、実はワイルドスワンズの名刺入れのマチなんです。今まで、色々な名刺入れを見てきましたが、世の中に、こんな側面の表情を持った名刺入れがあるとは、驚き!初めて見た時は、ナニコレ? どうなってんの?と、とても衝撃を受けました。

これが、上のフタも閉じた時のワイルドスワンズの名刺入れ(ジェネラル)のマチ部分の表情です。こんな変わった表情の名刺入れのマチ、見たことがないですよね。しかし、この独特のマチ加工が、この名刺入れ(ジェネラル)の最大の魅力なのです。ワイルドスワンズらしい肉厚でコバ処理が美しい名刺入れで、メインのカード室には、なんと、名刺が約60枚ほど収納できるのです。

ワイルドスワンズのファンは、このコバが好きなんですよね。マチ部分のコバ磨きも完璧ですよね。この一風変わったマチを持った名刺入れがジェネラル(GENERAL)の最大の魅力です。マチの写真をアップで撮影したので、ご覧ください。

この一風変わった独特なマチ、名刺の枚数に応じてアコーディオンのようにマチの幅が伸びたり縮んだりする、このドレープ状のマチの構造のお陰で名刺の枚数が多くても、少なくても自由自在に名刺が収納できるのです。

このワイルドスワンズの名刺入れ(ジェネラル)に使われている皮革は、アメリカ・ペンシルバニア州のウィケット&クレイグ社が生産しているブライドルレザーで、イングリッシュブライドルレザーと称しています。アメリカなのにイングリッシュって、ちょっと混同してしまいそうですが。ウィケット&クレイグ社という会社は、北アメリカにあるタンナーとしてはタンニン鞣しを専門とする最古のタンナーだそうです。

名刺入れを広げて、上から撮影した写真です。この肉厚な一枚革を折ってフタを閉じる構造になっているので、この名刺入れは、購入したばかりの時は、フタが閉じずに開いてしまいます。

ワイルドスワンズでは、ブライドルレザーを2種類使っています。ひとつは、このイングリッシュブライドルレザー、もうひとつはフルグレインブライドルレザー(銀面に研磨を施さない仕様)、イギリス製のブライドルレザーというと、皮革の表面に粉状に浮き出たロウ成分(ブルーム)がありますが、このアメリカ製のイングリッシュブライドルレザーにはブルームがありません。イギリス製のブライドルレザーを知っている方でしたら、手にとった瞬間、「本当に、ブライドルレザーなの?」と思ってしまうと思いますが、このイングリッシュブライドルレザーは、熱したローラーに皮革を通す作業工程によって、ロウ成分を皮革内部に留めてしまうんだそうです。その結果、ブルームはほとんど見られないそうです。

イングリッシュブライドルレザーの皮革の触り心地はと言うと、ワイルドスワンズが得意としているサドルプルアップレザーと似ているというか、サラサラしていながら、しっとりしてて、とても滑らかな質感です。

この名刺入れのメインの収納部の手前には、相手から頂いた名刺を入れることのできるポケットがあります。また、フラップの裏側にもカードポケットが設けられています。

 

ワイルドスワンズの製品には、スタップボタン(ホック=留め具)が付いている製品が多いのですが、こちらの名刺入れ(ジェネラル)のフラップには、スタップボタンは付いておりません。

 

しかも革が肉厚ということもあって、使い始めは、写真の通り、フラップが自然と開いてしまいます。相手から頂いた名刺を、名刺入れの上に置いて商談をするということはできません。ですので、しばらくは、フラップを閉じた状態で保管をして、閉じるクセをつけなければなりません。使い込んでいくうちに、革が柔らかく馴染んできて自然と閉じるようになります。

そして、ジェネラル(GENERAL)はワイルドスワンズの象徴的な曲線美が印象的な名刺入れです。

まとめ

いかがでしょうか?私は、今まで使ってきた名刺入れは約20くらいですが、このワイルドスワンズの名刺入れは、とにかく、肉厚です。革好きにはたまらない感触を味わえます。

名刺の収納力があり、皮革の経年変化を存分に楽しめることなどから、是非、持っておきたい名刺入れのひとつです。

外装素材にシェルコードバンを使ったジェネラルもありますので、そのうち、レビューをしてみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました