私が長年愛用してきたブランドにココマイスター(COCOMEISTER)があります。ココマイスターは財布やカバンなど、革製品の人気ブランドですが、使用している皮革の種類が豊富で、色々な皮革製品を楽しめる大好きなブランドです。
そのココマイスターの中でも、もっとも値段の高い高級財布であるアーチデュークをご紹介したいと思います。
サイズ
価格:120,000円
外装:馬革シェルコードバン
内装:馬革シェルコードバン+牛ヌメ革
サイズ:縦9.5cm、横19.2cm、厚さ2.0cm
収納部:カードポケット8室、フリーポケット2室、札入れ2室、小銭入れ1室
シェルコードバン・アーチデュークを使ってみた感想とエイジングに期待できる一品
ココマイスターで財布を購入すると、写真のような高級感あふれる箱にリボン付きの梱包で送られてきます。私が今まで購入した革製品の中で、もっとも丁寧で高級感あふれる梱包は、ココマイスターです。もっとも梱包が安っぽかったのは、ごめんなさい、万双かな。
この財布アーチデュークが何故高いかというと、それは、使用している皮革が、米国シカゴにあるホーウィン社が作る世界的ブランド高級皮革のシェルコードバンが表裏に贅沢に使われた財布だからです。
1頭の馬から採れるコードバンの量は僅かであり、近年は、馬の生産量も非常に少ない為、入手困難な皮革のようです。
また、シェルコードバンは、手触りが物凄く良く、香りがとても良いので、皮革の匂いが苦手という方にもオススメできる皮革です。
ちなみに、私は、革の匂いが大の苦手な方で、同じ部屋に革製品が置いてあると、そのわずかな匂いで気持ちが悪くなってしまうほどの重症なのですが、ココマイスターのシェルコードバンの香りは、むしろずっと嗅いでいたいくらいの香りです。
高級皮革であるシェルコードバンは、強度は強いものの、水に弱く、傷が付きやすいスムースレザーで、その扱いには、とても神経を使います。
それでも、丁寧に扱えば、これからご紹介する写真のように、目だった傷をつけることもなく、使用し続けることができます。
こちらは、購入して3週間のアーチデュークです。
丁寧に扱えば、傷も付きません。シックな表情ですが、この財布は、一目で男の持ち物だと感じることのできる存在感のある財布です。
シェルコードバンに、クリームは禁物です。使うこと自体が革のメンテナンスになります。
まだ、殆ど経年変化をしていませんが、漆黒の美しさが際立ちます。
どうも、ライトを反射してしまうようで、艶やかなブラックの色が伝えづらいです。
伝わりますでしょうか? 手触りが最高です。
光沢も現れています。
こちらは、購入して半年のアーチデュークです。
ほぼ毎日使っておりましたが、なんとか傷をつけずに使っています。
この艶やかで、なめらかな表情は、シェルコードバンならではです。まるで、とろけるような滑らかな表情です。
なんという美しさでしょうか?
鏡のようになるのも、時間の問題です。
ファスナーを開けると、ファスナー付の小銭入れ、カード室、フリーポケトなどがあります。私の場合、たくさんの紙幣を持ち歩きたいので、マチを加工しております。
こうすると、ストレスなく、お札をザバっと入れることができます。
1万円札で80枚くらいは余裕です。
まとめ
アーチデュークの良さは、シェルコードバンを外装にも内装にも贅沢に使っている財布ということです。ファスナーの開閉もとてもなめらかで、使い勝手の良い財布といえます。気になるところは、値段の高さと、雨の日や、濡れた手で触ること、暑い日の汗など、「水」に濡れないようにと気を使うところですね。それと、スムースレザーだけに、傷には弱いので、財布を置く場所、財布を収納するバッグの裏地などを気にかける必要があるかと思います。また、手触りが良すぎて、ツルツルして手が滑ってしまうこともあるので、持つときは落とさないようにしっかり持たなくてはいけません。
しかし、これって本革の高級財布の宿命ですが、傷さえも味と割り切って、ガシガシ使っていく勇気が求められるところです。私には、それができません。
次回は、人気カラーのウイスキーをレビューしたいと思います。
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